ドレミファ・バッハ

ピアノ初心者がゴルトベルク変奏曲を弾けるようになるまでの記録(になるはず)

子供のころからの刷り込み。

録画しておいたNHK『逆転人生「宗教2世 親に束縛された人生からの脱出」』を見た。

母親が宗教にのめりこんでしまい、幼いころからその教えをたたきこまれながら成長してきた娘がその状況から脱出するドキュメンタリーだ。

子供は、その家の、しかも母親の教えや習慣は人生のスタンダードとなるに決まっているからある意味怖い。

私の家では、うどんや素麺には薬味なしが普通だった。

昔は(私の家庭では?)外食もほとんどなかったので、私は薬味の存在を知らなかった。

なので、高校を卒業して初めてのアルバイト先のうどん屋さんで、薬味皿にいったい何を乗せればよいのかわからなかった。

まあ、きっとネギは乗せるわね、えーっと、あとは、わさび?生姜?わかんねー。となった時にパートのおばちゃんに、

「あんたの家では薬味はないのかい?」

と言われ、「はい」と返事をしてかなり驚かれたことを今でも記憶している。

私はそれまでうどんや蕎麦はあまり好きではなかったけれど、薬味をのせて食べてみたら、ああ、こんなにおいしいものだったんだ!って感動さえしたよ。

バイトから帰って母に話すと、

「だって、生のネギ嫌いだもん」

と言った。笑

ただただ、母の好き嫌いが反映した食卓だったわけだ。

まあ、確かに、料理を作る人が好きなものを作ればいいとは思うけどさ、子供には世の中のスタンダードは押さえておこうよって話。

めちゃくちゃ恥ずかしい思いをしたんだよ、もう!

まあ、宗教を強制されるのと比べればね、全く些細なことではあるけれど。笑

その人は本当に大変な人生を送ってこられて、よく脱出できたなあって思った。

そのきっかけを作った主治医の先生の言葉は「何事も中庸で良いんだよ。」

それまで「神」or「悪魔」の考え方で育ってきた彼女にはグレーという色がなかったのだと言う。

お母さんとは疎遠になってしまっていたけれど、今では許す気持ちになれたと言っていた。

すごいなあ、私だったら一生恨んじゃいそうだけど。(40年前のネギの話を未だに引きずってくらいだからね・笑)

ちなみに私、煮たニンジンが苦手なんだけど、カレーの中のニンジンは全部息子に食べさせた。

「ニンジンは美味しいね♪お母さん(私)の分も息子君にあげるよ!」って。笑

彼が私のニンジン嫌いを知ったのは、大人になってから。

結構びっくりしてたよ。笑

 

 

 

 

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